岡山県備前市
今日、三つ目の岡山の低山
冬の暇潰しの岡山100山スタンプラリーであるが、この時期にまで登るのは、天気が勿体無い感じがする。 そろそろまともな山に進路を変えないと・・・
標高差:約202m
コースタイム 登り:50分、下り:38分
R2から見た ”西大平山”の山容。 ここから東に廻り込んで、伊坂峠に向かう。
サクラが満開の登山口には表示が無く、関電の標識が立っているのみ。ここで間違いないだろうと12時35分に登り始める。
伊坂峠には登山口が無く、更に西に200m程進んだ所に登山口らしき道があった。 周辺に駐車場は無く、路肩に車を停める。
穏やかに登って行く登山道は、雑木が茂っているものの、
明るい道である。 が、感じはあまりよろしくない。
沢沿いの荒れた登山道から始まるが、
沢には水が殆ど流れていなかった。
しばらくは踏み跡もしっかり付いていたが、段々、踏み跡が薄くなり、藪扱きになってしまった。 道間違いは引き返すのが鉄則であるが、藪扱き覚悟で直進してしまう。 写真は藪扱きから一旦開けた個所、この後、更に激しい藪扱きに・・・
14分にて三叉路になる。 右側の道にはテープが多く、
正規の道かも知れないが、踏み跡がしっかりしており、
山頂方向に向かっている左側の道を選ぶ。
(これが大間違いの始まり)
やっとの思いで登山道に出るが、登山道も大して良い道ではなかった。 しかし、登山道の歩き易さに感激する。
薮は背丈程にもなり、掻き分けると言うより乗り越えていくの
表現の方が近いかも知れない。 薮の中にはネズの木、イバラが
潜んでおり、腕はキズだらけになる。
これが無ければ山頂と
思ってしまう。
50分にて山頂に着いたと喜んだが、ここは ”旗振台”と表示された地点だった。 現在は石積みの上に乗って
旗を振ってもどこからも見えそうにない展望の悪さだ。
誉めておきたいのはデザインの良い山頂標識だけか。
少し西に進むと ”西大平山”(327m)の三角点があったが、 ”旗振台”と標高は変わらず、こちらも展望はまったくなかった。
”旗振台”に戻り、目障りなオヤジを入れて記念撮影。
今日、3山登って、誰一人とも会わなかった。
ハイカーはバカではない、詰まらない山には誰も来ないのだ。
”東のピーク”登り途中から ”西大平山”を見る。
下山時、”西大平山”から ”東のピーク”を見る。
藪扱きで登って来た谷筋を見る。
正規の登山道から下山するが、分岐手前では斜めの道になっており、非常に歩き難い。 それを直そうとしているのか、伐採が目立ち、立木を切った跡が凶器となっている。
転んで手でも付けば大怪我をしてしまう。 下山を38分で終える。
ネズの木
イバラもたちが悪いが、ネズの木には困ったものだ。和気アにも多く茂り、落ち葉で
さえ手に刺さる。 その針葉でネズミも刺せるということで別名ネズミサシとも呼ばれているらしい。 藪扱きではこれに梃子摺った。
にしおおひらやま